いざ「八溝山」へ突撃!しかし長い一日になるのであった【旅17日目】
- 2017.05.17 Wednesday
- 20:11
茨城県最高峰「八溝山」の登山口まで来たものの時間切れにより昨日は登頂ならず。
今日こそは??
旅17日目
朝からあいにくの雨模様。
天気予報では3-6時、6-9時の間は雨とのこと。
小雨ではあるが9時以降も降り続け、雨を待っている間にいつの間にやら11時に。
そろそろ止むと信じて、出かけますか。
まずは日輪寺入り口の登山道まで自転車を押しながら4.6kmを進みます。
自転車置いていけば?と思われるかもしれませんが、この峠を登り切った先に、栃木県/福島県へ抜ける道路に繋がっているので、そのまま福島へ抜けようという魂胆なのです。
登山道入り口には「竜虎神」のお堂が
その前の坂を登っていきます。
んー、なかなかの勾配。
暫く進むと雨が上がってきた様子。
辺りの山々は水分が蒸発し霧がかっています。
しかしなかなかの坂だ。。。
途中「鳥獣供養碑」がありました。
何やら書いてますが、あまりの坂道で既に疲れているので近づいて読むのは断念。
こんな感じや
こんな所も。。。
ココ、道を囲む木々の感じは「いろは坂」に負けず劣らずといった感じですが、チャリ目線では圧倒的にこちらの方がしんどい。。
でも紅葉は綺麗なんだろうな。
ちなみに下からの登山道は道路とぶつかってまた逸れていきます。
そんで二時間ほどかけて、今回入る登山道入り口へ到着。
二時間で4.6kmって。
チャリと荷物をおいて空身で行くことに。
右向きに日輪寺を抜けて山頂⇒山頂からは左側の赤いルートを戻ってくる予定です。
この森はドコモの資金援助でやってるみたいですが、電波は「H」で1本2本といったところでした。
まぁでもありがたいこってすけどね。
で、登山道ですが、いきなり下ります。
え?間違って、、、ないよね。
地形図を確認して進みます。
さすが「森林浴コース」とされているだけあって、木々がいい感じです。
これはわさび田かな?
坂になってるとことは階段仕様になってました。
立派な杉!!
んで日輪寺のすぐ下「山の家」に到着。
夏しかやってないみたい。
折角なので日輪寺にもお参りします。
中には各地の巡礼団?の方々が納められた千羽鶴が沢山ありました。
小さなお地蔵さんも沢山
さて登山の続きを。
お寺の脇のコンクリートの道を進みます。
で一旦道路に合流し
こんなところを入っていきます。
八溝山は湧水が有名みたいなので、山頂への道を少しだけ逸れて行ってみることに。
こちらは「銀性水」
えっと、水出てませんでした。。
時期とかあるのかな?
でも途中に立派な木(なんだろこれ)があったので良しとします。
もとのルートに戻り
八溝嶺神社の入り口にでたっす。
昨日見たしめ縄と同じ形のしめ縄。
この神社ではこのタイプなのか、ここいらの風習でそういうタイプなのか。
階段を上り
お参りします。
で左手には展望台があるのですが
何故お城風?
まあ曇りなんで眺望は期待しませんが
はい、こんな感じ
どよーんとしてます。
写真では見えにくいですが、富士山とかも書いてあったので、天気が良ければ見えるんだろうか。
そして遂に「八溝山」山頂へ!!
やっと登頂成功です!
八割がた自転車手押しで登ったんですけどね。。
立ってるところはそんなでもないですが、後ろの電波塔はガスってくっきりは見えません。
三角点には謎の一円玉が。
標高は1021m
ちょっと気になったのがこちら。
ご神体が置いてるだろう所より上に山頂がありました。
神様より上に立つのって普通避けるパターンが多いと思うのでなんだか変な感じです。
さて今度は下りです。
「鉄水」も出てませんでしたが
「金性水」はちょろちょろ出てました。
水についての説明はこちら
そんでまた森林浴して
チャリを停めた場所のちょっと上に帰って来ました。
さて、時刻はすでに16時。
どうするか。
また登山口の東屋に泊まるのは避けたいところ。
ってかもう一回この坂のぼるのはヤダ。
峠を越えるにはあと2km程チャリを押して行かねばなりません。
しかし、峠のテッペンからは下るだけなのでそんなに時間もかからないはず。
まだ茨城で凧揚げてないけど、時間的にそんな余裕もないしなぁ。
昼飯もパン1個しか食ってないんだけどなぁ。
折角ここまでチャリを押してきたので、凧と食事は諦め福島県棚倉町方面へ抜けます!
ただ棚倉町は泊まれるところがあるか分からないので、最悪は白河市街まで行く覚悟で。
んで進むわけですが続きの坂もやっぱりハード。。。
白河市まで行く可能性を考え、常陸太田で購入したアレでドーピング!
てってれー
山頂まで1.2kmの表示
行ったりますよ!
ついに峠の頂上!
時刻は17時。何とか日が暮れるまでに間に合ってくれ。
さぁここから下りますよー
と、いきなりのトラップ
道に穴ぼこが空いてます。
また、、、
マリオカート並です。
しかも若干ガスってきてる。。。
急すぎる勾配と悪路のため、下りだというのに20km/h程しか出せません。
一旦栃木県に入ってるはずですが、悪路に注意するあまりいつ入ったのか不明。
しばらくすると
福島県に突入!!
福島入ってからは道がきれいー!
ありがとうございます。
時々こうやって落ち葉やなんかを集めてあるんですが(除染じゃないと思います)
放置しすぎて芽吹いちゃってます。
貯木場っていうのかな?
木がたくさんおいてあるところがありました。
そういえば茨城県側でも木を積んだトラックが結構走ってました。
で、調子よく進んでいると、、
アレ?砂利道なんすけど。
福島はなんて道が綺麗なんだーっていう感動を返してください。
ここまで下っておいて道間違えてたとか怖いこと言わないよね?
GPSで確認して、、、合ってる。
うむ。
進もう。
砂利道でまたもや速度が出せない。
10km/h前後。
おい。日没来ちゃいますよ。
しかし結構長いな。
と思っていたら「工事中」の文字が!
ありがとうございます。
日々道路を良くしてくれているんですね。
落石防止の工事かよ!
で結局2kmちょいの砂利道区間が終了。
周りは綺麗なんだけど、小雨も降ってるし、日没を意識して焦っちゃうしでちゃんと景色を堪能できず。
お近くの方は一度行ってみてほしいくらい。
「谷底注意」って看板はじめてみた。
路肩にいきなり鳥居?
ほんとに何か信仰に関係するものなのか、よく町で立小便とかしないように書かれてる鳥居マークみたいに「路駐すんなよ」って意味なのか。
そんでようやく人里へ。
時刻は18時過ぎ。
やばい。
せめて街灯があるエリアまで行きたい。
あぁ綺麗なところなのにゆっくり見てられません。
もったいない。
こんな上り坂もドーピングのおかげですっ飛ばせます。
木にツタが無数に絡まってんのかな。
子供の頃に見たら怖いだろうなー。
とかゆっくり見てる場合じゃない。
どんどん進んで
白河市に突入!
市街まであと10kmちょいか。
真の暗闇になる前に街灯エリアまで間に合うか?
もう太陽の赤もなくなりかけます。
ここでタイムアップ。
暗くて写真も取れないレベルに。
ヘッドライトつけて10km/hくらいで恐る恐る進みます。
車が通った際に一瞬照らしてくれる歩道の凹凸を数十メーターおきに記憶しながら。
で、スーパーのあたりで道が明るくなったのでとりあえず食料を購入。
しかし、道が明るいのは「そこにスーパーがあったから」という理由だけだったのです。
また暗い道を進み。
あ、でもここら辺は歩道が広いんで良いんですけど、スーパーまでは歩道の幅が1mもない感じで大変でした。
で、ようやく白河市街へ到着。
時刻は21:30。
昨日今日と上り三昧で汗だくになったので何とかお風呂に入りたい。
白河市にはネットカフェはないようなので「癒の刻」でひとっ風呂浴びることに。
お風呂入ってる間に軽く雨が振ったみたいで、リアバッグも少し濡れて。
今日は長く大変な一日でした。
そして暗闇の恐ろしさを知りました。
今後は時間配分に気をつけよう。
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本日の出費
スーパーでの買い物 361円
お風呂 420円
合計 781円
本日の走行距離
49.49km